お知らせ
2022年09月22日
ヤマガラの冬じたく
天気が良いのでお昼は外へ。
水の広場の芝生とメタセコイアの並木、すっかり秋めいた空を眺めながらランチを頂きました。
空気はひんやりとしており、木陰では寒いくらい。
木漏れ日の温かさを背中に感じながらのひと時でした。
食後にゆっくりしていると、小鳥がやってきて、またどこかへ行き、しばらくすると戻ってくるの繰り返し…。
よく見てみると、エゴノキにやってきては実をくわえて飛び去るヤマガラでした。
調べてみると、ヤマガラはエゴの実が大好きなようで、くちばしを上手に使って
殻を取り除いて食べるそうです。
何度も実をくわえて飛んでいく様子は、エサが少なくなる冬場に備えて、地面や木の根っこに
隠しておく「貯食行動」なのだそう。
これはエゴノキにとってもメリットがあって、殻を取り除いた実は取り除いていないものと比較して
発芽率が良いとのこと。
エゴノキとヤマガラはWin Winの関係で共存しているのですね。
野鳥や自然の観察も楽しいものです。
エゴノキの近くで待っていると、ヤマガラと出会えるかも。
ご来園お待ちしております。